一人暮らしでアクアリウムを始める方法を解説

ソロ活の活動報告

人生に最も絶望していた時、知り合いから金魚を3匹もらった。

2センチくらいの身体の割に、瞳ばかりが大きな薄オレンジ色の金魚の幼魚だった。

これが自分でも意外なほど嬉しくて、
この3匹を絶対に殺さないぞ、と決めた。

極貧ではあったが、奮発してホームセンターで良さそうな水槽も買ってきた。

しかしその決意とは裏腹に、数ヶ月でその金魚たちは死んでしまった。

悲しかったが、本当に悲しかったので、
「この子達の死を無駄にしたくない」と強く思った。

いったい、何がいけなかったのか?

2ちゃんねるのアクアリウム板のすべてのスレッドを片っ端から読む日々が始まった。

それから20年近く水槽を維持している。

なのでこれから水槽を始めてみたい人、
それも独身だったり、新しい趣味を探している人向けに記事を書こうと思う。

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あなたはどんな水槽をやってみたいのか

よく「初心者向きのってどれですか?」
ときかれる。

確かに変な管理をしても
死ににくい・枯れにくい「頑丈な」魚や水草というのはある。(後述する)

ただ、この水槽趣味において最もネックになるのが「水換えの面倒臭さ」なのだ。
しかしこの「水換え」をやらないでいると魚が病気になったり死んだりしてしまう。

この面倒臭さを本能レベルで回避するするために、
大前提あなたが「やってみたい」というワクワク感を感じてスタートを切ることが重要になる。

だからアクアショップの店員から、
初心者向きだからといって好みでもない魚と水草をすすめられてテキトーに購入し、すぐに飽きるのでは魚にとってもあなたにとってもよくないということだ。

確かにどうやっても初心者では太刀打ちできないレイアウト、魚種、水草もある。
なので、すべての要望を叶えることはできないが、
こういうことをやってみたい!
というのをなんとなくでも心に描いてから、このあとを読み進めてもらいたい。

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よくある要望①「水草レイアウト水槽」

水草レイアウトグッズの超大手メーカーADAの初め方ページよりhttps://www.adana.co.jp/

レイアウトコンテストの開催も今やかなりの回数開催され、ゲームのCGみたいなすごい水槽のレイアウトの画像、動画がSNSでバズるようになった。

従来の「水槽」のイメージをブチ壊す、
こうした華麗な水槽のレイアウトに憧れを抱くのも無理はない。

しかしやはり初心者には難しい領域にはなる。
いきなり夢を打ち砕いて申し訳ないが……

初心者に難しい理由

「魚の飼育」という「魚」に着目した飼育の技術と、
「水草の育成」という「植物」に着目した園芸の技術
2つの技術が、両方いるので難しい。
逆に、どちらかでもやったことがあるなら、
コツをつかみやすいだろう。

また、水草の育成は専用の機材があるとないとでは育成の楽さが天と地ほど違う。

この機材を最初に奮発して購入できれば、
うまくいく確率はグッと上がる。

水草育成の機材の価格だが、必要な最低限の設備(水槽やフィルター、ヒーター、水草や魚の生体の代金)以外に、2万程度みておけば間違いない。
一度買えば、壊れない限りは10年は使えるので、
コスパはそう悪くないはずだ。

ここを思い切って出せるかが、うまくいくか、なかなかうまくいかないかの分岐点となる。

人気のあるレイアウト「芝生(しばふ)」作成のコツ

さて、いきなり初心者をガッカリさせるようなことを言ってしまったが、
最近の技術の進歩によって、
難易度が高いとされていた「芝生」のレイアウトはいくらかやりやすくなった。

なんなら2万の水草育成の機材一式を買わなくてもできる。(前は必須だった)
必要なのは以下だ。

この種を水槽に水を入れる前に発芽させることで簡単に芝生っぽい景観が作れる。

その後、水をはる。

光が強めのライトがあると水草の成長スピードが早くなるだろう。

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よくある要望②ちっちゃい容器でミニアクアリウムをやりたい

無料の画像サイトからお借りしてきた写真だが、これは入れ過ぎだ

次に多いのが、
キッチンやテーブルの隅に置けるようなミニ水槽でアクアリウムをやってみたいというものだ。

理由として、家が狭いから、子供が管理するから、高齢者が管理するから、といった理由で
小さく軽い水槽がいい、という要望だ。

これは魚種を厳選すれば可能だ。
具体的には、アカヒレベタメダカといった魚種を、
匹数少なめに飼う。

匹数少なめ、というのは、
具体的には1リットルあたり1匹を限度にすることだ。

細かい注意点は以下に続ける

ミニ水槽におすすめの魚①:アカヒレ

全生命体の中で最も頑丈なんじゃないかというくらい頑丈な魚だ。

昔は花屋さんや雑貨屋さんなどで「コッピー」(コップで飼えるグッピーという意味であろう)という名称でビンにいれられて売られていることもあった。

それでも寿命まで病気させずに飼えるくらい丈夫だ。

あんまりに狭いと虐待になるかもしれないが、
半分の500ミリリットルに1匹くらいの水量でも健康に終生飼育できる。

ヒーターもフィルターも必須ではない。
エサがあれば飼える、という強靭な魚だ

ミニ水槽におすすめの魚②:ベタ

iPhoneのロック画面でもおなじみの、
フラメンコダンサーのスカートのようなヒレが特徴の超ド派手な魚だ。

もちろん改良品種だが、
改良前の元の種類はジャングルの木の根の間の「水溜り」みたいなところに生息する魚らしく、
水面に口を出して直接空気を吸うことができる。
なのでいわゆる「ブクブク」が必要ない。

ただ「熱帯魚」なので、飼育にはヒーターが必須だ。

それとめちゃくちゃ気が荒く、現地のタイでは闘牛ならぬ「闘魚」としても親しまれている。

飼うなら基本的に一匹で飼おう。

ミニ水槽におすすめの魚③:メダカ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

(めだか)ヒメダカ(6匹)
価格:870円(税込、送料別) (2024/3/25時点)

上の2種ほど小形水槽が向いている、という魚ではないため「おすすめ」というわけではないのだが、
狭く小さい水槽でも割と健康に飼育でき、
うまくいくと繁殖もできる。

上の2種よりもちょっぴりデリケート、
くらいの感覚でとらえていてほしい。

メダカは日本の池や川にも生息する。
なので飼育の際も冬でもヒーターは必要ない。

とはいえ夏休みの自由研究のためにペットボトルで飼われたり、
実験のために宇宙ステーションに連れて行かれたりしてるので、
やっぱり丈夫なのかもしれない。

ミニ水槽で水草をかっこよくやるのは至難

↑こういうのホントにカッコいいですよね

とはいえこういうのは「ボトルシップ」みたいなものということだ。

「ボトルシップ」とはこういう職人芸みたいな趣味だ。

この「ボトルシップ」を上手に作れるようになるためには、まずはボトルの外で、船舶模型を組み立てる練習が必要なのと同じように、
小さい水槽での水草レイアウトも、
まずは水草の育成方法を、広くていじくりやすい環境で学んでから挑戦する方が良い。

もっというと、
大型の水草水槽を「本水槽」として運用するかたわら、ミニ水槽も作成し、本水槽から調子がいい水草を持ってきたり、水草の調子が悪いようなら本水槽に戻したりできると、より管理は楽になると思う。

ミニ水槽おすすめレイアウト

思い切ってベアタンク(砂も水草も入れない水槽のこと)にするのがおすすめだ。
その方が監理が圧倒的に楽になるからだ。
(上記は砂が入っているが……)

というのも、
小さい水槽は水が汚れやすいので、
大きい水槽よりも頻繁な水換えが必要になる。
(具体的には週に2回、半量くらい)

どういうことかというと、魚のフンや残ったエサの腐敗によって生じる魚にとっての「有害物質」の濃度が、水量が少ないがゆえにすぐに高くなる。

水量が少ないので水もすぐ蒸発する。
「有害な物質」は塩水における塩のように、水と一緒に蒸発しないので、そういった要因でもどんどんたまっていっていしまう。

このような理由で頻繁な水換えが必要になってくるのだが、
その際に、砂利や水草が入ってない状態だと水換えがめちゃくちゃ楽なのだ。
感覚的には切花の水換えプラスアルファくらいの楽さだ。

なので小さい水槽でやってみる場合、
アカヒレ、ベタ、めだかを、
ベアタンク、
もしくはベアタンク+マツモのレイアウトで飼うのがおすすめだ

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よくある要望③金魚を飼いたい、メダカを飼いたい

やはり人気のある魚種として「金魚」「めだか」があげられる。

子供の頃に飼っていたり、
金魚掬いを経験したことがあったりして、
懐古的な気分で飼ってみたくなったり、
また日本的な風景に対する憧れから、
飼育を始める人が多いようだ。

よくある誤解として「金魚・めだかの飼育はかなり容易」という言説が出回っていることがある。

実感としてまったくそういうことはなく、
金魚はめちゃくちゃ病気になりやすいし、
メダカにおいても不調に肉眼で気づきにくい。

なのでこのような「誤解」に対し、アカヒレなど本当に丈夫な魚種に誘導することはよくある。

でもこうした「簡単ではないよ」という説明をしても、それでも挑戦してみたいという人もいる。
私も一時期 金魚の飼育に凝っていたことがある。

なんといってもかわいいし、
「慣れる」というと語弊があるかもしれないが、
人影があると(エサがもらえると思って)寄ってくるくらいの知能も実はある。

でも性質上、意味もなく口をぱくぱくさせながらぼんやりする習性があり、そういう知性を感じさせない姿がたまらなくかわいいのだ。

なのでそうしたことを踏まえた上で、
初心者の方にも金魚の飼育を楽しんでいただけるためのアドバイス・コツを書いていこうと思う。

ポイントは7つだ

ポイント1:水槽はデカければデカいほど良い

上記の解説の中で「魚は1リットルに対し1匹が目安」と書いたが、
金魚の場合はもっとたくさんの水量が必要だ。

目安としては「5リットルに対して1匹が限度」だろう。

金魚はフンの量が多いのと、
代謝が活発で多量の粘膜を出すらしく、
他の魚種に比べてとにかく水が汚れる。

さらに「コイ科」の魚であり、遺伝的に大きく成長する遺伝子をもった魚でもある。
5センチくらいの小さな金魚掬いの金魚も、
寿命まで(10年くらいと言われている)飼育すると30センチくらいの小型の錦鯉くらいのサイズになる。
たまに「小さい水槽で飼えば大きくならない」という人がいるが、
人間の子供に小さい靴を履かせ続けて育てるようなもので、
よしんば小さいまま、成長しないかもしれないが、
病気になったり、何よりかわいそうなので
金魚においても大きくなってきたら水槽のサイズアップも視野に入れてほしい。
金魚掬いサイズの金魚で5リットルに対して1匹。
成魚サイズの金魚については1匹に対して20リットル以上の水量があったほうが良い。

ちなみにメダカは1リットルに対して1匹にする。

ポイント2:金魚にブクブクは必須、めだかは基本ブクブクを使わない

結論からいうと、金魚は以下のポイントで調子を崩す

  • 水温の変化が大き過ぎて耐えがたい
  • 水量が少なすぎて苦しい、水が汚染されれている
  • 酸素が足りない
  • そもそも虚弱に生まれた

ブクブクをすることによって、
酸素を供給するのと同時に、
水槽に「水流」を生み出し、
水の腐敗するスピードを遅らせられる。
おすすめなのは昔ながらのこのブクブクだ。

ブクブクの中に綿(わた)が入っている。

この綿に、金魚のフンや残ったエサを分解してくれる微生物が発生する。
なので水質が悪化しにくくなり、
水換えの頻度も減らせる。

大きい水槽(60センチ〜)の場合は上部ろ過装置もおすすめだ。

色んな種類のあるフィルター・ろ過装置の中で、
最もろ過能力が高いとされている。

構造上、酸素を巻き込みやすいので、ブクブクの用途も果たしてくれる。
金魚に向いているろ過装置だ。

メダカだが、
強い水流が負担になる魚種とも言われているので、
使わない方がいいかもしれない。

ポイント3:ヒーターはなくてもいいが、「絶対に死なせたくない・病気にさせたくない」という決意

が、あるなら買おう

ポイント2では金魚が弱るポイントをリストアップした。
特によくあるのが、
季節の変わり目の急激な温度変化による「白点病」だ。

尾ひれに1ミリくらいの白い粒がつく、目視できない菌に寄生される病気だ。
これは人間でいうところの風邪のような病気で、
本人の(魚だが)体力・抵抗力が落ちている時に感染する。

治る可能性が高いが、悪化すると死ぬこともある。
感染性があり、ありふれた病気だ。

魚用の薬を使って治療するが、
治療は割と大変だし、時間もかかる。

かからせないようにするには金魚のいる水槽の「水温」をなるべく変えないようにすることが大切だ。
なるべく変えないようにするためには、
ヒーターを使う。

すると通年、
一定まで水温が下がるとヒーターが入り、
あったまってくると自動で止まる。
そのため、常に一定の水温になる。

そういう意味で人間用のホットカーペットのような挙動をする装置だ。

少し高いのだが、
万一、白点病になってしまった時もヒーターを使って水温を上げた方が治りやすい。
万全を期したい人は購入を検討しよう。

ちなみにメダカは逆にヒーターを使わない方がいいようだ。
(専用の水温の低いヒーターであれば使ってもOK)

ポイント4:ベアタンク推奨

ベアタンクとは、砂も水草も何も入れない水槽のことだ。

時々、真っ白な砂でインテリアとして見栄えがするようにしたいという要望も受けるが、
あまりおすすめしない。

というのも私も昔、どうしてもそうしたくて白い砂利で金魚を飼ったことがあるのだが、
どうしても苔が生えてしまい、茶色く黄色くなってしまう。

どれだけ丁寧に掃除しても、
砂利の細かい目の中にまで苔が生え、
薄茶色になったものはもう戻らなかった。

一ヶ月くらいでそうなってしまうので、
その都度新しく真っ白い砂利を敷き直してもいいのだが、
底の砂というのは水槽の水質に大きく関わっている。

つまりそんな頻度で底砂をやり替えていると、
今度は金魚の調子が悪くなってくるということだ。

砂利を敷くとすれば、
そもそも敷かない(金魚をコンクールなどに出す人は大抵ベアタンクで飼う)
もしくはこのような五色砂を、底が隠れるくらいに薄く敷くのはどうだろうか。

五色砂は1粒が1センチくらいあって大きいので
汚れが溜まりにくい。

黒い石も混ざっているので苔が生えても目立ちにくいし、
日本庭園のような雰囲気を出すことができるのでおすすめだ。

メダカも同様だ。

ポイント5:琉金とコメットは混ぜない

水槽を準備したら、色んな金魚を泳がせてみたくなるのが人情だろう。

ここで言い添えることがあるとすれば、
「琉金」みたいな丸い体型の金魚と
「コメット」みたいなシュッとした体型の金魚は一緒に入れない方が良いということだ。

なぜか?

まず第一に、金魚をはじめ、コイ科の魚はオスがメスをかなり執拗に追いかけ回す習性がある。

恐らくオスがメスの排泄孔を刺激することで産卵を促そうとしているのだと思うが、
金魚はあまり頭が良くないので、
メスに卵を生む準備ができていなくても、卵を産んだからと言って止められない。
本当にメスが弱るか死ぬまで追いかけ回してしまうことがある。

しかもペットショップなどで購入できるサイズではオスメスの判別が難しいので、
飼育が軌道に乗って金魚の体調が整う頃、「なんか水槽でいじめられている魚がいる……?」となる。

特に、これが泳ぐのが遅い琉金系のメスを、泳ぐのが速い和金系のオスが追いかけるとなると悲惨なことになる。

同じ理由になるが、
金魚は食欲が旺盛な種類の魚だが、泳ぐのが遅い琉金と、ものすごく速い和金が同じ水槽にいると、
和金ばかりがエサを食べて、琉金がほとんど食べられない、ということも起こり得る。

そのため、金魚飼育においては
「体型を合わせる」というのが常識とされている。

ちなみにメダカだが、
品種の違うメダカを一緒に飼っても大丈夫なのか?
たとえば、ヒメダカと黒メダカと白メダカを一緒に飼ってもいいのかということだ。

答えは「一緒に飼っても大丈夫」だ。

色の違う個体を固定した改良品種で、もとは同じ種類なので、
同じ水槽で飼育することに問題はない。

ただメダカ飼育の醍醐味である「品種改良」に挑戦したいと思っている場合、
採れる仔の色が混ざってしまうので、
色に主眼をおいた繁殖を目的をいてみたいという場合は、
違う色のメダカを一緒に泳がせるべきではない。

ポイント6:そもそも元気な個体を飼おう

どれだけ飼育技術が上手でも、
どれだけ飼育機材にお金をかけても、
そもそも買った金魚が元気でなければ飼育はうまくいかなくなる。

金魚を見慣れないと見分けるのは難しいかもしれないがコツをあげてみる

  • フンがものすごく長い
  • 尾ヒレの先に透明感がある
  • 背びれを帆船のようにピンと立てている
  • よく泳ぐ
  • 白い点がついていない(エラ蓋に限ってはついていても大丈夫だ)
  • 入荷して1週間以上、2ヶ月以内
かなり元気そうな金魚だ
  • フンに気泡が混じっている(消化不良の可能性)
  • 水面に浮いているか沈んでいる(浮き袋障害の可能性)
  • 背びれをたたんだまま
  • 尾ヒレの先が白く濁っている
  • 尾ヒレがバサバサに裂けている(尾腐れ病)
  • 尾ヒレに白い点がある(白点病)

このへんだろうか。

入荷時期については店員さんに遠慮せずきいてみてもらいたい。
ウザい、というよりも「この人は詳しそうだ」という印象を持つはずだからだ。

メダカは体調不良が肉眼でわかりにくい。

なので、同じ水槽に死んでいる個体が何匹もいる場合はやめたほうがいいだろう。

店員さんには「(いくつかの水槽を指して)このなかでここ数日で死んでる個体があまり出ていない、調子がいいと思うメダカはどれか?」ときいてみよう。

ポイント7:水換えの際は新しい水の温度に注意する

とにかく

  • 水量多く
  • 水温一定

がカギだ。

水換えの際に、新しく入れる水(水道水をカルキ抜きしたもの)の水温にも十分注意してほしい。
あまりに冷たいようだったら、
お湯を混ぜたりしながら調整してほしい。

金魚のいる水槽の水と、
バケツなどに汲んだ新しい水の水温を手で触って確かめるので十分だ。
というか実際にデジタル水温計を使って調べたことがあるのだが、
自分の手の感覚で調整した水温は、
実際デジタル水温計で測って調整した時の水温と1℃以内の差であった。

つまり人の肌は±1℃の水温の差を感じ取ることができるようなのだ。
人体、何気にスゴいのだ。

このとき、最後に利き手じゃない方の手でも確かめて欲しい。
微細な温度変化に対して最初は敏感に反応できるのだが、続けると感覚がわからなくなってくるからだ。

追記:すべてを無視できる池での飼育

かなり細かく金魚飼育のコツを紹介してきたが、
外で雑に飼われている金魚やメダカを見たことがあるかもしれない。
近所の家の玄関で真緑色の水の中でボワーと魚影だけが見える水槽や、
そもそも池や鉢などの屋外で、
特に構われる様子もなく真緑色のドロッとした水の中で放っておかれている。

実は金魚やメダカはこのような屋外の「水田」で生産されていることが多い。

なので、本質的に屋外で、何トン、という湖みたいな水量での飼育が合っているようだ。

一報で水槽生まれの金魚は水槽飼育が適す、というウワサもある。

ただ、ショップには「生産方法」まで伝わってこない。
問屋に問いただせば、輸入先のファームに確認をとってくれるかもしれないが、輸入先・仕入先は国際情勢や為替レートや運搬ルートや現地民の気分1つで変わるかもしれず、ペットショップの店員であっても、販売している金魚の生い立ちを知るのは難しい。
(〇〇産、と産地が指定されて入荷してくる場合はある。江戸川産、愛知産、中国産など)
さらに、あの「真緑色のドロッとした水」は植物プランクトンが潤沢に繁殖している状態だ。(「アオコ」という)

アオコの繁殖した真緑色の水質は、実は魚の飼育に敵した水であることが指摘されている。

なので、一見「屋外の汚い水」で放ったらかしにされているように見えるとしても、実は理にかなっている飼育法がとられているのだ。

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魚飼育とはジャンル選びから始まる

のかもしれない。
書いてて気づいたのだが
「水槽やってみた〜い」というのは
「楽器やってみた〜い」というくらいざっくりした気持ちかもしれない。

何がやりたいか?によって必要な機材も、方向性も、目標も変わってくる。
上にあげた以外にも以下のようなアプローチの異なる観賞魚のジャンルがある

  • ディスカス
  • 大型魚(アロワナ、ガー、古代魚、フラワーホーン、大型ナマズなど)
  • 肺魚
  • ドワーフシクリッド
  • エビ飼育
  • カラシン
  • プレコ水槽
  • コリドラスのコレクション
  • グッピーの品種改良
  • めだかの品種改良
  • 日本淡水魚
  • 水生昆虫
  • らんちゅう
  • ザリガニ
  • イモリ
  • 水生カメ
  • カエル
  • オランダ風アクアリウム
  • 海水魚

すべて必要な機材と技術が異なる。

ただ昨今はインターネットもあるし、それほど構えなくても情報収集は容易だ。

どれも最高に楽しいので、
ぜひ観賞魚飼育に挑戦してみてもらいたい。


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