まわりには秘密にしているものの、
独身処女のまま40歳になった。
友達たちはみな結婚し、子供もいる。
気がつけば一人になっていた。
人生で初めてのハムスター
重苦しい感じで始めたものの、
実は意外と気にせず気楽に暮らしている。
趣味に家事に仕事にと、
まぁまぁ忙しくもあるし。
さて、
40歳まで独身処女で通しているといえばメンタルに何か問題がありそうと思うことだろう。
ご明察の通り、
著者はいわゆる新興宗教2世育ち、なおかつ毒親育ちである。
今回はハムスターについて語る記事のため、
これ以上著者のメンタルについて掘り下げることはしないが、
個人的にはそうした生い立ちに、
自分なりにも向き合ってきたつもりだ。
そうやって自分自身に深く向き合っていく中で、
子供の頃に強く願っていたものの、
ずっと叶わずに封じ込めてきた
「ハムスター飼いたい」という願いが、
ふと浮かび上がって来たのである。

そういえばハムスター飼ってみたかったんだった
ゴールデンハムスターは優しい
著者がハムスターを飼いたいと思ったのは
このマンガがきっかけだ。
有名なマンガではあるが、
インターネットがなかった頃に、
このマンガの評判を知る方法はなかったわけだが、
なんと、
子供だった著者は「本屋さんで一番つまらなそうなマンガを読んでみよう」と突然思いたち、このマンガを手に取ったのだった。
単純に、表紙のデザインが地味すぎるせいだと思う。
親も動物嫌いだったのでハムスターが何かも知らなかった。
でも表紙の地味さとは裏腹に内容が圧倒的に面白く、本屋さんで笑いだすほど、ギャグのセンスがツボだった。
子供の頃に虐待受けてた!みたいな悲壮感を出しておいてなんだが、私の親はこのマンガをすんなり買ってくれた。
この時に買ってもらったマンガは今でも大切にとってある。
さて長くなったが、
初心者向けのハムスターといえば多くの人が思い浮かべるのはジャンガリアンハムスターだろう。
だが著者がゴールデンハムスターにこだわったのはこのマンガがきっかけということだ。
ここでパンク町田のこの動画を見て欲しい。
なんとこの動物に詳しいパンク町田も太鼓判を押すほどに、ゴールデンハムスターは優しい。
一年近く一緒にいるが、噛まれたのは2回のみだ。
その2回というのも、
私がハムスターのことがあんまりにも可愛くて、
手でずーっと掴んでいたら、
「こういうことしちゃダメって分からせてやんなきゃ」みたいな、
母犬のような教育的態度で毅然と歯を当てられたのだった。
とはいえハムスターなので、
犬みたいに飼い主大好き!とはならない。
しかしゴールデンハムスターは極めて温和であり、
こちらを食い殺してやろうという気はないようだ。
こんな小さな生き物なのに、
進撃の巨人みたいな生命体(私のことだ)に触られても、
駆逐してやる!とならずにいてくれるなんて、
なんて優しい生物なのだろう。

それと、たまにウンコを食べていることがある。
ウンコを食べる習性といえば、反芻のためのウサギの食糞が有名だ。
(「食糞」とは、食べた物から栄養素を徹底的に摂取するために、ウンチを食べることで実質的に消化を二回行う、草食動物に特徴的な食性のことだ。
まれに犬などの肉食動物がすることもあるが、その場合は異常行動と捉えられることが多い)
ということは、ハムスターも反芻動物とも言えるのかもしれない。
ハムスターが反芻動物と分類しているのは見たことないが……
とはいえ、性格的に羊とか馬とかの草食動物に近いものをなんか感じるといえば感じる。
ペットショップで売ってる人間用のおやつ風のチャラチャラしたおやつもまぁ食べるが、そういうのよりキャベツの芯のほうが嬉しそうにがっつくのはそういう理由があるのかもしれない。

ゴールデンハムスターは草食傾向が強いのでは
飼うのに必要なものと予算
ケージ
床材
皿
エサ
ヒーター
一つづつ具体的な商品を紹介しつつ解説していこう
ケージ
ところで実は著者はペットショップで働いている。
ただ私は観賞魚コーナー担当のため、ハムスターの管理については素人以下だ。
とはいえレジも打つので、
このグラスハーモニーが飛ぶように売れるのをずっと見てきた。
私もこのヒット商品で是非ハムスターを飼おう、と思ったが、
極貧生活で6畳のワンルームに住んでいるため、あまりデカいケージを置くことはできないと思った。
なのでペットショップの店員さんにも相談して45センチのケージにすることにした。
しかしやはりこれだと狭かったなぁと後悔しているところだ。
ゴールデンを飼うならやはり60センチないと、
いろいろなグッズを買ってあげたとしても、置くスペースがない。
45センチのゲージだと、ハムスターが自身で築いた家(床材を集めて作った穴だ)の他にホイールを設置すると
以上、という感じになってしまう。
ネットで調べると
「衣装ケース」での飼育が推奨されていることがあるが、これもいいと思う。
冬の寒さには何らかの対策が必要になるだろう。
また「ハムスターの研究レポート」でもおなじみの
鉄格子の鳥かごだが、
ハムスターが柵をずーっとカジカジするので、
歯が曲がってしまう不正咬合などの原因にもなるようだ。
そのせいか、最近のハムスター飼育用ケージのラインナップでは鳥かご的なモノはあまり見かけなくなっている。

60センチがおすすめだ。衣装ケースでもいい
床材
最初はこのG◯xの柔ごこちを使っていた。
白いので、オシッコのあとがすぐにわかる。
それとパッケージに書かれているように、
本当に1週間匂わない。
(8日目から突然臭さを感じる)
ただ、ウチのハムスターは合わなったのか、ほりほりすると永遠にクシャミをするようになってしまった。
なのでオーソドックスな木くずの床材に変えた。
木くずの床材でもニオイはそんなに気にならなかった。
慣れきってしまっているだけかもしれないが……
しかし夏場にダニが湧いた……
こちらのケナフと混ぜてハムスターが自分でもっこりとした巣をいいように作っている。
TikTokだとこれをよく見るな。
店でもまぁまぁ売れている。
皿
うちのハムスターはワイルドな性格なので、
別に皿なんかなくても床にハムスターフードを置いておけば、勝手に拾って自分で決めたエサ置き場に持って行く。
ただゼリーとか、細かくした野菜とか、
そういう細かいものや水気のあるものをあげるときは皿があるといい。
けっこう活発に動き回るので(ネズミだからね)
陶器みたいに重さがあるモノじゃないとひっくり返すと思う。

ウチに来たばかりの頃のハム・ディナー
エサ
そんなに高いものでもないので、
いくつか買ってみて交替で与え、
一番好きそうなものをあげればいいのではないだろうか。
ただ先程も述べたように、
ゴールデンハムスターは草食傾向の強い動物なのではないかと思ったので、
原材料に植物質のものが多いもので絞り込んだ。
その中でウチのハムスターが割とよく食べてくれたのがこちらだ。
粒がデカくて硬いので、かじって食べることによって歯の伸び過ぎも防止してくれる。
粒がデカいので給餌の際の計量も楽だ。

しかも安い
ヒーター
ハムスターを飼うに当たり、
夏と冬の電気代は諦めるしかない。
昨今の酷暑ではエアコンなしで飼うのは不可能だろう。
とはいえ2023年の記録的な酷暑の中でも、木造アパート最上階でも一万円くらいでなんとかった。
冬はこの電気毛布にくるむめばエアコンより多少は節約できるだろう。
著者はこの電気毛布とペット用ヒーターを併用している。
こんなに小さな生き物だから、寒いのはさぞ苦手であろうと心配していたが、
雪の降る寒い日でも手足をキンキンに冷たくしながら部屋じゅうを駆け回っているので、まあまあタフなのかもしれない。(もちろんエアコンはつけているけれども)
ホイール騒音との闘争
ホイール騒音事件の勃発
愛すべき小さな命を持ち帰った日の夜、
幸福な気持ちで眠りについたが、深夜2時。
聞いたことのない爆音に飛び起きることとなった。
見ると、ハムスターがホイールを全力で回している。
寝ているところを叩き起こされた人間としての当然の怒りと、
ホイールを回すハムスターのあまりの可愛さにキュンとなる気持ちが同時にカッと湧き上がり、
情緒が非常に混乱するのを感じた。
ネットで調べると、GEXのグラスハーモニーは構造上どうしてもホイールと本体がぶつかる騒音が出やすいらしい
なんてこった……
せっかくハムスターが機嫌よくホイールを回しているのに、
うるさいからといってこちらの都合で外してしまってもいいのだろうか?
否。
これから一緒に暮らしていくのに、こちらの都合を一方的に押し付けていては信用に関わる。
せめて初日くらいは、なんとかガマンしなければ……と一時間くらい寝ないで頑張ったが、
さすがに無理になったのでホイールを外すことにした。
ハムスターを飼ったことがなかったので、
ケージの中に不用意に手を入れたら噛まれるんじゃないかと思い、急ぎ慌ててホイールを外した。
そしたら買ったばかりのケージのジョイント部がバキッと折れてしまった。
組み立て前のあらゆる注意書きに
「ホイールを外す時はこうしてね、じゃないとジョイント部が折れますよ!」
とさんざん書いてあったのに、だ。 トホホ……
ハムスターには申し訳なかったが、飼い主が寝不足で健康を害してしまっては、ハムスターにも不利益であろう。
翌日、自身の勤務先であるペットショップに開店と同時に駆け込んだ。
そこで祈るような気持ちで購入したのがこちらだ
騒音問題第2ラウンド
ジョイント部で本体とホイールとがぶつかるのが騒音の原因なのだから、
じかに置くタイプのこのホイールなら騒音など起きるはずがない。
起きた。
やはり深夜の2時、壮絶な轟音でまたしても飛び起きることになった。
う〜〜〜ん、これは困ったぞ……
見に行くと、ゴトゴトゴトゴトというものすごい轟音を立ててケージごと揺れている。
どうやら今度はホイールのスタンドとケージの壁がぶつかっているようだ。

ならばホイールを壁から離し、中央に立てれば、ケージの壁にぶつからずに済むだろう。
そう思ってホイールをケージの中央付近に設置すると、
今度はホイールがスタンドごと倒れてしまった。
これはホイールスタンドの底の安定が悪いせいであろうと、
床材をどかして、スタンドを底面に直接置いてみた。

すると今度はホイールスタンドの底とケージの底面がぶつかり、またガタガタガタガタという轟音がするのだった。
もう、どうにもならん……
とりあえず寝なければ体調が悪くなる。
ハムスターには申し訳なかったが、
もうホイールを横倒しにしてしまった。
そうしたら横倒しにしても構わず遊んだ。
そのうちこの空間が気に入ったのか、
床材を持ち込んできて回る家としたようだった……

ハムスターの感性、まったくワカラン……

かわいくてごめん✩
騒音問題解決編
インターネットで日がな一日ホイールの騒音対策について調べまくった。
耐震マットを買ったり、
評判の木製スタンドも購入を検討したが……
これで本当にぶつからなくなるのか?
確信が持てずにずるずる時間は過ぎた。
日に日に短くなる睡眠時間……
スタンドがケージにぶつかるのが原因なのだ、
この「ぶつかり」さえなんとかなれば騒音は起きないはずなのだ……
そしてこれが、苦闘の末に生まれた、
騒音の起きない加工を施したホイールである。




背面には切り込みを入れたトイレットペーパーの芯を輪ゴムで取り付けることで、
ホイールスタンドがケージの壁にぶつかる音を圧倒的に軽減できる。
一応ホイールスタンドを壁に立てかけることができるので、ホイールも倒れない。
そしてプチプチでくるむことによって、ホイールの底がケージにぶつかる音を防ぐ事ができる。
さらに、
トイレットペーパーの芯はハムスターがかじっても安全で替えがきくこと、
プチプチはあまりハムスターが関心を示さないことだ。
不恰好ではあるが、これによって一応
騒音問題は決着を見た。
困っている方がいたら試してみて欲しい。

安価にできるのでお試しあれ
ハムスターと旅行
一人暮らしをしているが、
二泊三日で出かける機会があった。
インターネットを調べると、
ハムスターのお留守番は一泊二日程度ならどこかに預けなくてもなんとかなるようだ。
体感としても散歩大好きマンであるうちのハムスターも(ゴールデンハムスターは他のハムスターと比べて散歩が必要らしい)稀に散歩しなくてもいい日がある。
どういう体内時計になっているのかは謎だが、
24〜36時間程度はケージの外に出られなくても、問題はなさそうに見える。
というか、本人がそう望む時がある。
ただ48〜60時間となってくると、そもそも水の腐敗が気になる。
飼ってみれば分かると思うが、
想像以上にエサも食べるので、
尽きない量のエサを与えるとまぁまぁの量になってくる。
散歩大好きマンの精神も心配だ。
なのでそれ以上留守にするのであれば、ペットホテルを探す必要がある。
Googleでお住まいの地域とペットホテルで検索してみよう。
たいてい、動物病院がペットホテルも兼ねている。
なかなか手間だったが、私も近隣の動物病院に片っ端から電話をかけて料金を比較した。
相場は一泊2000円前後が平均だと思う。
泊まる前に、一度診察を受ける必要があるという病院もあったので、
一ヶ月くらい前の早めに動いた方がいろいろと安心できると思う。
またたいていは「ケージごと」連れてくるように言われる。
一人暮らしで車がない場合などは、
持ち運びに工夫がいるかもしれない。
こういうのをケージの2箇所にかければ、
持ち手ができ、簡単に持ち運びができる。
グラスハーモニー450であれば、
こういうので自転車のカゴにケージをくくりつけることもまぁできなくはない。
私はこれで自転車で10分くらいのところにある動物病院まで自転車で運ぶことに成功した。
落とすと割れるので自己責任にはなるが……
危ないので、ハムスター自体は虫かごなどに入れた状態でリュックに入れて背負うなど、怪我させないような配慮もしよう。

1泊なら大丈夫、2泊以上は動物病院などのペットホテルを検討しよう
ハムスターを飼うことによって奪われる時間と体力、金銭の総量
時間
時間がどのくらい拘束されるか?は、
飼うハムスターがどれだけ散歩大好きマンかどうかに左右される。
種類でいうと、ゴールデン>ジャンガリアン>ロボロフスキーの順に散歩が好きらしい。
もちろん、種類の中でも個体差がある。
ロボロフスキーに関しては散歩しない方がいいこともあるようだ。
ハムスターは本当に「ここにだけは行かないで欲しい」という場所に行くし、入らないで欲しいという場所に入る。
私のように運動神経の悪い者が見守っていると、見守っているのにマジでハムスターを見失う。
いなくなったハムスターを顔面蒼白で捜索する際の体力の消耗はハンパではない。
……とはいえ、ハムスターを血眼で探す経験も、見つけたハムスターのキョトンとした悪びれない顔も、ハムスターと過ごす、かけがえのない時間だとも思う。
結論になるが、我が家の散歩大好きマン、ハム太郎は朝と夜に1時間前後づつ散歩する。
その際は飼い主も自由にすることはできるが、
放っておくと見失うし、見失った勢いで不用意に踏んでしまったりしては大変だ。
なのでそう自由にもできない。
トイレ掃除も週に1〜2度(10分以下)、
全体の掃除も月に1回は必要になる(30分以下)。

ハムスターの種類による
金銭
ケージ…4189円
床材…421円
ヒーター…2680円
食器…444円
エサ…835円
ハムスター…2980円

初期費用は12000円くらい
また、ウチのハム太郎は幸い健康な個体のため、現時点で病院に行ったことはないが、
動物病院の医療費は人間のように3割負担とはいかないため、
かなり高額になることも覚悟しておく必要があるだろう。
月に数万、ということもあるかもしれない。
また、昨今の不安定な気象事情を鑑みても、エアコンの使用は必須になる。
節電好きだと辛いかもしれないが、
ここはもう割り切ろう。
地球上の生命はもうハムスターだけでいい
ハムスターを飼えたことが嬉しすぎて、
ハムスターが活動していない時間帯、すなわちお昼と夕方、
つまり人間にとってのゴールデンタイムが、
私にとってはこの上なく退屈で無意味な時間になってしまった。
その時間は家事などを済ませながらハムスターが起きてくるのを待つしかない。
ハムスターが起きている時間帯は最高だ。
時々2.5次元の舞台など、
あまりにキャラビジュが完成された俳優が出演している場合に「毎秒が新規絵」などと言ったりするが(アニメ作品などで新しいイラストが公開されることを「新規絵」と言う。綺麗すぎる俳優の姿が360°どのカットからでもそのキャラの新しいイラストに見えるので「毎秒新規絵」という)、
ハムスターも「毎秒世界最高カワイイ」をストイックに責め続けている。
ハムスターからほとばしる、
生きるエネルギー、圧倒的なかわいさ。
生き物として圧倒的な価値があるのに、
ハムスターには人間のような「悪」がない。
誰かをねたんで貶めようとすることも、
差別や偏見でまわりを傷つけることもない。
パワハラも、セクハラも、モラハラもしない。
環境も破壊しないし、戦争もしない。
人間がいるから、世の中こんなに悪いのだ。
ハムスターだけが地球上にいれば、こんなことには……
話が逸れてしまったが、
簡潔に言うと飼いたい人にはハムスター飼育おすすめです。

言いたいことはそれだけ
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この記事を書いた人:
一人で生きるハムスター
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