人に歴史あり。
ということでここで打ち明け話をさせていただくと、
3年ほど前にデイトレーダーを目指していたことがある。
デイトレーダーとは何か?
デイトレーダーとは、
株を1日のうちに何度も売買し、
その値動きによる利益を得ることをなりわいとする人のことだ。
もちろん損することもある。
そんなことで本当に人は暮らしていけるのか?
株取引に挑戦してみた結果、
そして今fxに挑戦しようとしている人のレポート
1ページ目としてご覧ください。
デイトレーダーに俺はなる!
なんでこんなことをやり始めたのかというと、
8年くらい前ひどい腰痛を患い、
計画していた海外旅行が流れてしまったことがあった。
lccだったので返金もなく、6万くらいスッた。
それどころかベッドから一切、
立ち上がれなくなってしまった。
一ヶ月くらい仕事にも行けず、
収入も途絶えた。
この時の、
「このまま死ぬまで立ち上がれなかったらどうしよう」
という恐怖と絶望が、
私の価値観を少し変えた。
腰痛とは不思議なもので、
上半身は元気なのだ。
下半身が使い物にならなくなるだけで。
まぁその後、立てるようにはなった。
その後は腰痛の恐怖を抱えながらそろりそろりと生きているおかげか、
あの時ほどの「立ち上がれない痛さ」になったことは数日しかない。(数日あるんかい)
そういうわけだから、
「寝っ転がっていても収入を得られる方法」を
いつか見つけなれば、とかなり切迫して思っていた。
しかしそんな都合の良い話がこの世にあるのだろうか?
時は過ぎ、
新NISAによる投資ブームが起きる少し前、
世間に先駆けて投資に興味を持った。
コロナでもらった給付金の使い道だが、
使うアテがなかったからだ。
当時は舞台もコンサートもあまりやってなくて。
投資について調べてみると、
初心者はインデックス投資一択!
とのことだった。
なるほど、と。
さっそく証券口座をつくってみた。
それでS&P500(アメリカのイケてるいくつかの会社の株をチョットづつ配合した投資信託の名前。インデックス投資と言うとこれを指すと言っても過言ではない)を1万円分買ってみた。
すると毎日40〜50円増えたり減ったりする。
最初はそれだけでも面白かったが、
刺激がなくてすぐに飽きてしまった。
証券口座を作っただけなのに、
近所のマンション一棟購入して家賃収入で暮らす自分まで想像していた私だったので、
このボラティリティの無さに耐えきれなかった。
それで個別株投資に手を出してみることにした。
ビギナーズラックで日給5千円、その後マイナス一万円
右も左もよくわからなかったが、
株を買わないことには勝てないはずだ。
そのくらいのことはわかった。
それでなんとなく楽天の株を買ってみた。
今とは違い、まだ楽天の株価は1,228円あった。
なので100株つまり1単元買うと122,800円になる。
そんなに高額なものを買うのも初めてだった。
だから買うだけでも手が震えるくらい緊張したし、
アプリの使い方もよくわからなくて、
これで買えているのか?
それさえもよくわからなかった。
アプリをガチャガチャいじってみたが、
どうも買えたみたいで、
へぇ〜こんな風に買うんだぁと感嘆していたら、
少し値段が上がっていくようだった。
よくわからなかったが、
プラス千円くらいになったので売ってみた。
そうしたら、
本当に口座のお金が1000円増えていた。
へえ!おもしろい!と思って、
いろいろ買ったり売ったりしてみた。
その日は総計プラス4千円くらいになったが、
こんなクリック数回で、
時給千円で働いた場合の数時間分が儲かるなんてバカみたいで、
その日は嬉しいと言うよりもなんだかショックだった。
社会に裏切られた感じがしたというか。
お金を得るのに雇われて働く以外の方法があることを、その日まで知らなかったのだ。
それから一ヶ月くらい「デイトレ」にハマって毎日やった。
でも、1日4千円勝てた日はそれ以来なかった。
そんなある日、
クロスキャットという銘柄に入ってみた。
ここ数日陽線をひいて上昇しており、
いつ入ってもすいすい上がりそうな、
いわゆる簡単そうなチャートだった。
でも、そこに入ったら突然「下げ」が始まって、
10分くらいの間にあれよあれよと数千円近く下がってしまった。
こんなスピードで下がるのが初めてで、
あっけに取られているうちに、
気づけば1万円分くらい下がってしまった。
貧乏な私にとっての「1万円」。
これだけ節約するのが、どれほど大変か。
それがほんの数分で消し飛んでしまった。
これ以上下がったら!耐えられない!
真っ青になって、
マイナス一万円で命からがらクロスキャットから出た。
これが私にとって初めての大きな「負け」だった。
デイトレが下手すぎてスイングトレードへ
突然の出来事で一万円失ってしまった私は頭が真っ白になった。
労働もせず、株のトレードで儲けよう、などと
バカげたことを考えたことのバチが当たったんだと思った。
やはり人間は真面目に働いてこそなのだ。
怠惰な人間にはこうしたしっぺ返しが当然来る。
そんなことを思いながら翌日、
証券アプリを開いたら、
私が大負けしたクロスキャットが、
前日に私が買ったときの値段まで戻していた。
こんなことがあるのか……!
結果論だが、
きのう、
パニックになって売ったりせず、
今日の今まで耐えていたら、
一万円の損失は出なかった。
なんということだ……
ここで私は苦い経験を通して
「下がった株価はいつか戻る」ということを学んだ。
もちろん、戻らないこともあるが。
それまでデイトレしかやったことなかったので、
数日間株を保有するスイングトレードという技法に移行することにした。
それがまぁまぁうまくいき、
時間はかかったが、
一ヶ月かけて色んな銘柄を売買し、
クロスキャットの損失一万円を取り戻すことができた。
そのあたりで、
自分がいかに無謀なことをしていたか思い知った。
これはきちんと勉強して、
練習しないとダメだと思った……危険すぎる。
そういうわけでデイトレの上手い人が初心者に対して必ず言う、
エアトレ(お金を投入しないでやるトレードのこと)で練習しろ、というのを、
愚直にやってみることにした。
デイトレ特訓編
みんなも知ってるテスタさんだが、
エアトレで6割勝てるようになるまではお金を入れてはいけない、
と言っていたのでその通りにした。
毎朝前場(ぜんば)が始まる前に必ず起きて、
寄り付いたら出来高をチェックし、
できれば過去数日のうちにゴールデンクロスを形成しながら上昇している銘柄に入る。
何を言っているか分からないかもしれないので要約すると、
平日の朝の9時から株の取引が始まるのでそれに合わせて起きる。
開始から30分は取引が活発でやりがいがあるので(それ以外の時間だと上がりも下がりもしない)、
株価が上がりそうな兆候を複数見せている銘柄を探して売買する、ということだ。
これをやっていく中で、
自分の取引のクセというのにも気がついた。
私はどうも「空売り」が苦手らしい。
株取引には
「買いは家まで、売りは命まで」
という言葉がある。
負けは負けでも、
空売りで負けるのは本当にヤバいのだ。
そのため触る銘柄も
基本的に「下がる」と確信が持てる銘柄ではなく、
「上がりそうな」銘柄を探す。
また、小心者なので呼び値が10円以上の銘柄(1円きざみじゃなく、5円とか10円きざみで値動きする3000円以上の銘柄)も避けたほうが良さそうだと気づいた。
とはいえ1000円以下の銘柄だと買いやすすぎて、
今度は「仕手株」といって大口(大口とは巨大な会社や国などの、資金をハンパなく持っている株のプレイヤーのこと。例えば、お風呂にデカい人間が入ってきたら水位や水量が変わるみたいに、超金持ちがある銘柄でたくさん株を売ったり買ったりすると株価が変わってしまうことがある)が買いまくったり売りまくったりして、
意図的に値段を上下させることがある。
厳密には株価の操作は法律上の違法行為だが、
「そんなつもりはなかった」
と言えば現状は言い逃れできるようだ。
だから株価が安い銘柄に、とにかく上がっているからといって
わくわくして飛び込むのはキケンなのだ。
大口の仕掛けた「仕手株」かもしれないから。
これは、863円で高値掴みしたマネックスがその後急落し、逃げ遅れ、ついに半値まで下がり、その後ゆっくり戻ったが、結局その間の3年間、塩漬けするハメになって学んだ教訓だ。(その時のマネックスが大口の仕手株にされていたかは確たる証拠はないが、そういうこともあるらしいということは学んだ)
長くなったが、
だから1400円〜2800円くらいの株価の銘柄が得意かも、と気づいた。
6割勝てばお金をかけたトレードを始められる、
それでようやくお金儲けのスタートラインに立てると思って
毎日一生懸命エアトレに励み、
色んな銘柄に、色んな技法で挑戦した。
この過程でいろんなスキルを学んだ。
日経平均、先物、ドル円、金利を常にみながらトレードするクセ、(日経平均・先物・ドル円・金利は、ポケモンのわざでいうところの「にほんばれ」みたいなもので、フィールド効果のように全体にやんわりと、しかし確実に株価に影響する。影響されない銘柄もある)
ニュース、特に大企業に不祥事が起きたらすぐに株価を見に行くクセ、
チャートの読み方はいろいろあるが、
いずれにしてもよく学んだ上で、
信じすぎないことなどだ。
なんやかんやで、
なんとか6割勝てるようになった。
始めてから3ヶ月後くらいだろうか。
この調子で行けば、
理論上は勝てるはずだ。
そしていつかは私も億万長者に……
しかし、現在の私はもうデイトレをしていない。
人生最大の値下がりを経験した商船三井
3ヶ月もエアトレをしていたから、
トレードにはだいぶ慣れていたはずだった。
でも、実際の資金を投入してやるとなると
プレッシャーが全然違った。
それで初日は負けてしまった。
3ヶ月エアトレをしたが、
毎日株を見ているとたまに「トレンド銘柄」が発生することがある。
たとえば最近だとトランプ銘柄として、
大統領選後に仮想通貨に強い銘柄が連日上がった。
トレンド化したというわけだ。
話は戻すが、
私がデイトレーダーを目指していた3年前は、
なんといっても海運株がブームだった。
コロナ禍直後に500円程度まで下がっていた株価だが、
回復どころか2022年の4月には3000円を超える株価になっていた。
わかりにくいかもしれないので実際の値段になおすと、
コロナ禍で買う勇気が出なくて出遅れたとしても、
2020の冬までに商船三井の株を10万で買っていたら、
たったの1年半で35万になった、ということだ。
株価の値上がりも相当なものだが、
また配当もものすごくて、
1年で1200円も配当が出た。
つまり1年間持ってるだけで12万円(税引き前)もらえるというゲキヤバの株だったのだ。
当然、有名株インフルエンサーはこの海運ブームに乗っていた。
テスタさんや井村さんなど。
株を始めてからは投資家のTwitter(現X)のアカウントをたくさんフォローしたが、
海運に入っていたおかげで億万長者の仲間入りをしていく人も間近で見ることになった。
とうぜん羨ましくて、
いつか買ってみたい!
とずっと憧れていたのだった。
さて、時は2022年4月上旬、
誰がどう見ても「絶好調」の決算発表が出るはずの4月下旬に、
確実に上がる……!と見込んで入った。
その途端、するすると。
本当にするするするする下がる、下がる!
「株価は下がっても戻る(かもしれない)」経験をして、
多少耐性ができていた私も、
この商船三井が最も辛い株経験となった。
しかし、我慢して、待った。
下がっても下っても売らずに持ち続けた。
なんとたったの3日で五万円も下がったが、
その後毎日5千円上がっていき、
結局2週間かけて買値に戻った。
本当に生きた心地がしなかった。
海運株、特に商船三井は、
荒波に揉まれる船に乗っているみたいにめちゃくちゃ「酔った」。
なんとかプラス3千円で出たが、
本当に生きた心地がしなかったし、
気づいたらデイトレおよびスイングに対する夢が消えていた。
株の売買は「体力」こそ使わないが、
必要とされる精神力が異常だ。
普通に働いた方が楽、
貧乏暮らしの方がまだマシまである。
ようやく
「私は短期トレード向いてないかもな……」と
結論するに至った。
棄てられない夢
とはいえ、
もう株なんてこりごりだよ〜!
という結末だけを得たわけでもなかった。
その1年後に入ったINPEXという国産の石油の株が、
半年かけて素直にするする上がってくれたおかげで
五万円近く利確できた。
また歴史的にも珍しく、
米国株が不調だった2022年に全力で(1年で40万)積み立てNISAにS&P500にぶちこんでいたおかげで1年後に七万近く上昇したところで利確もした。
なんかキショいが、
やはり資本主義社会をハックする鍵が、
投資にあることは否めないと思う。
そういうわけで、
長期投資のつもりで最近になって高配当リートなど買ったりしてみたが、
現在のリート価格はオマエどこまでいくつもりなんや?笑
というくらい、
毎日毎日毎日毎日下がり続けていて(今買うとオトクかもしれないですよ笑)
長期保有のために買ったが
塩漬け株みたいになっている。
ちなみに塩漬け株とは、
買った株が下落してしまい、かといって損切りもできずにいつか買値に戻ったらいいな〜と祈りながら待つ、株ヘタな人がやる技法として知られている。私とか。
また、初心者の時にドキドキしながら買った1228円の楽天の株をまだ持っているww
今の値段は996円だ。
つまり三万円くらい減った含み損の塩漬け株をまだ持っている。
そう、全然上手くはないのだが、
少し利益も得られた。
そういうわけで今でも虎視眈々と投資情報の収集は続けている。
fxへの挑戦
昨今は歴史的円安がニュースになっている。
上記のように投資情報を積極的に得ている私からすると、
通貨トレードに興味しんしんだ。
いやしかし、
大人が絶対に手を出してはいけないこととしてよく挙げられるのが、
「大麻」「不倫」そして「fx」ではないだろうか。
そんなに危ないのか?
ガチで少しも儲からないのか?
ものは試しと挑戦してみることにした。
著者のことを知る人は私が本物の貧乏であることを知っていると思いますので、
資金が底をつかないよう、
期間を1週間と区切り、
チマチマ試してみようと思います。
ご興味ある方は続報をお待ちください!
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一人で生きるハムスター
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